coLinux ネットワークの問題判別

今までcoLinuxにはGentooを使っていたんだけど、いくらなんでもノートPCにはキツイ。一日中HDDガリガリやられたらただでさえ遅い1.8インチのディスクが大変なことになるし。

なのでdebianを使うことにしました。ほんとはRedHat系の方がいいんだけどね・・・。debianでもRPM系のコマンドが使えればよいのですが。まあ、俺の中では「Gentoo」と「Gentoo以外」に分かれているので、とりあえず簡単そうなdebianを使いつつ、慣れてきたらRH系に移行すればよいかな、と考えてるのでした。

とりあえずネットワークの問題判別についてまとめてみる。

┌────┐  ┌────┐      ┌────┐  ┌────┐
│coLinux ├─┤Windows ├───┤router  ├─┤internet│
└────┘  └────┘      └────┘  └────┘
192.168.0.40 192.168.0.1              *.*.*.*    *.*.*.*
                    10.0.0.100  10.0.0.1

こんな感じのネットワーク構成だとして、coLinuxからそれぞれのipアドレスpingを打って、どこで失敗するかによって問題判別をする。

192.168.0.40
coLinux内部の問題。インターフェイスがダウンしてるとか。
192.168.0.1
F/Wの問題、TAPの問題。
10.0.0.100
F/Wの問題、Windowsのルーティングの問題。
10.0.0.1
F/Wの問題、Windowsのルーティングの問題。

F/Wの設定は各ツールに任せますが、該当のネットワークがフィルタリングされてないかはチェックしておく。いざとなればF/Wは切って、うまくいくか確認する。

coLinux側では、基本的にインターフェイスの定義、IPアドレスの設定、デフォルトゲートウェイの設定など一般的なネットワークの設定なので特に言うこともないかな。

Windowsのルーティング絡みの設定としては、こちらのサイトを参考に設定すればOK。

http://wiki.colinux.org/mediawiki/index.php/StepByStepInXP

有線LAN→無線LANなど、外に出るアダプターを変えたりする場合はnetshで設定する。でもICSをOFFにしてるからどちらにしても設定する必要があるのかな?

netsh routing ip nat install
netsh routing ip nat add interface "Wireless LAN" full
netsh routing ip nat add interface "Local Area Connection" full
netsh routing ip nat add interface "COLinux" private
netsh routing ip dnsproxy install

高速化のために色々サービスを切っていたりすると、

Routing and Remote Access は次のサービス固有のエラーで終了しました: 711 (0x2C7)

というエラーが出ることがあります。

http://support.microsoft.com/kb/330163/

この問題は、次のサービスが無効にされている場合に発生する可能性があります。

  • テレフォニー
  • リモート アクセス接続マネージャ
  • リモート アクセス自動接続マネージャ

起動の順番は書いてある順にしないと依存関係に引っかかるので注意。